2018.9.8(土)

あまり体調も良くない中ではあったけどやんごとなき用事があり京都へ。そしてそれに合わせてどうしても行きたかった、ワコールスタディホール京都でのヨシダミナコさんの写真展。これについては思う事や話せる事色々あるので観た人が居たらどっかでお茶かお酒のみながらお話しましょうって感じ。たまたまご本人がいたので色々話せて良かった。

単に「風景写真」みたいな捉え方で楽しむのもそれはそれでまあいいと思うけど、今回の一連の写真を撮ろうと思った動機とかそれに繋がる16年前の写真新世紀優秀賞の作品の事とか、結婚を機に10年程写真から離れた時間の堆積の事とか背景を取り込んだ上で観たり考えたりすればより理解が深まると思う。

こういうコンセプトというか意図・意志が明確な作品はそれをトレースする事によってどれだけ共感出来るかと言うのが一つの見方だと思う。写真からかけ離れて「〜みたい」とかの別の比喩や想像でモノを言うのはちょっと作品を殺す見方なんじゃないかと思う。ま、そんな解釈ありがちだし、写真作品の鑑賞方法は観る個々の自由というのは基本なのかも知れないけど、作品によっては作者の意図をトレースした方がより豊潤なものを得られる事もあるよ、って事を改めて思う事が出来た作品だったと思う。

帰宅して夕方。近所の高校の、といっても隣の県だけど、文化祭恒例の打ち上げ花火が今年も上がったみたいだ。どどーんと音がする。多分、表に出れば綺麗な花火の模様が見られるハズだ。高校の存続を求める署名とか駅前でやってた事もあるけど、まだまだ続いて欲しいなと思う。

 

夜、前日頭が痛くて断念した散髪を済ませた。